こんにちは。
これまで、夫の借金やワンオペ育児、シングルマザーとしての孤独など、たくさんの荒波を乗り越えてきた私のお話を綴ってきました。
子どもたちが高校を卒業し、それぞれ就職や進学をして手が離れたとき。
「ようやく大変な毎日が終わった、これからは自分の時間だ!」
……なんて、晴れやかな気持ちになると思っていたんです。
でも、現現実(げんじつ)は全く違っていました。
私の心に待っていたのは、見事なまでの「空の巣症候群(エンプティ・ネスト・シンドローム)」でした。
ぽっかりと空いた、大きな穴
子どもたちが成人し、家を出て行った瞬間、私の心には信じられないくらい大きな穴がぽっかりと空いてしまいました。
実は私、自分のことを
「子どもとはちょうどいい距離感を保てているし、手が離れても一人で自律して歩いて行けるタイプ」
だと思い込んでいたんです。子どもに執着する親にはなりたくない、という強い気持ちもありました。
だけど、それは勘違いだったことに気づかされました。
静かになった家の中で、気がつくと
「この先私は何を目標に生きればいいの?」
という、強烈な燃え尽き感に襲われていたのです。
何のために頑張ってきたんだろう
振り返れば、私の人生の最大の目標は
「子どもたちを立派に育て上げること」でした。
シングルマザーとして必死に働く中で、仕事でどれだけ理不尽で嫌なことがあっても、
「子どもたちのために、絶対に辞めるわけにはいかない!!」と、それだけを原動力にして歯を食いしばってきました。
それなのに、その目標がゴールを迎えてしまった。
目標を失った途端、
「あれ? 私は何のために、こんなに必死に仕事を頑張っているんだろう?」という疑問が、心の中にじわじわと湧いてきてしまったのです。
あんなに必死だった仕事へのモチベーションは、音を立てて崩れていったのです。
今までは耐えられたはずのちょっとした嫌なことがあるだけで、
「もう、仕事辞めようかな……」と、すぐに心が折れてしまうようになりました。
「ワクワク」がわからない
心の中が完全に真っ白になってしまい、
「自分の本当にやりたいことって何⁉️」と、あてもなく迷走する日々が始まりました。
そんなある日のことです。
友達が「気分転換に行こうよ」と誘ってくれた、エステのイベントでの出来事でした。
そこで私は、一人のレイキヒーラーさんと出会います。
私のどんよりとした空気に気づいたのか、そのヒーラーさんは優しく問いかけてくれました。
「あなたの、本当にやりたいことって何ですか?」
私は思わず、「わからない‼️」と答えていました。本当に、何も思いつかなかったのです。
ヒーラーさんは少し微笑んで、言葉を変えて私に聞いてくれました。
「じゃあ、あなたがワクワクすることは何??」
「……ワクワクすることが、わからないんです」
「ワクワク」という言葉の意味はもちろん知っています。
推し活はしていた、楽しいけど、それは楽しむことを見つけなくてはという思いから始めていたような…
友達との美味しいランチを食べておしゃべりするのは楽しいし、心地いい。
でもそらが、心からワクワクしているのか?
「これがワクワクっていう感情なのかな?」と考えると、頭ではわかっても、改めて聞かれると、心がちっとも震えていないような、麻痺してしまっているような感覚でした。
すべてを子どもに捧げて、自分の感情をずっと後回しにして生きてきたからこそ、自分の「好き」や「ときめき」のセンサーが完全に錆びついてしまっていたのです。
心のセンサーを取り戻すために:今すぐできる3つのセルフケア
「ワクワク」がわからなくなってしまった私ですが、そこから少しずつ、錆びついた心のセンサーをほぐしていく選択を始めました。
今、もしあなたも同じように「心が真っ白」で悩んでいるなら、まずは大きな目標を探そうとせず、
「今、この瞬間」の心と体を労る小さなケアから始めてみてください。
当時の私が救われた、具体的な方法をご紹介します。
1. 「寂しい」という感情を紙に書き出す(ジャーナリング)
「いつまでも落ち込んでいてはダメだ」と自分を責めるのは逆効果です。
長年続けてきた大切な大仕事を終えたのですから、寂しくて当たり前。
無理に元気を出そうとせず、ノートとペンを用意して、今のモヤモヤした気持ちをそのまま書き出すと、いろんな感情が見えてきて、やって良かったです。(エクスプレッシブ・ライティングとも呼ばれる心理療法の一つです)。
「寂しい」「これからどうしよう」と自分の感情を視覚化して、優しく認めてあげることから、心の回復は始まります。
2. 自律神経を整える「五感を満たすケア」
心が迷走しているときは、頭で考えすぎるのをやめて「五感(見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れる)」を心地よく満たしてあげましょう
🌈深呼吸(ボックス呼吸法): 4秒かけて鼻から吸い、4秒止め、4秒かけて口から吐き、4秒止める。これを3回繰り返すだけで、焦りや不安がすっと和らぎます。
心が落ち着き、体がほぐれていくのがわかります。
🌈心地よい刺激を肌や嗅覚に: 近所をのんびり散歩して風や太陽の光を感じたり、お気に入りのアロマを焚いてみてください。
私はプラナロム(PRANAROM)の精油を愛用しているのですが、上質な香りに包まれるだけで、強張っていた心と体がふわっと解けていくのが分かります(おすすめの香りはラベンダーやオレンジです)。
そして、スーパーで手軽に買えるハーブティーをゆっくり淹れて、あえて「1日5分、自分のためだけに時間を使う贅沢」を脳に思い出させてあげるのです。
アロマはティッシュに1.2滴垂らして置くだけでも充分、大丈夫です。
3. 時間の使い道を「自分軸」へ少しずつシフトする
これまで「子どものタイムスケジュール」に合わせて動いていた時間を、これからは「私は今、何がしたい?」という基準(自分軸)で決めていく練習をします。
最初は、「今日はあのお店のパンが食べたいな」「この映画が観たいな」という小さな選択で十分
小さな「心地よいこと」を自分で選んで重ねていくうちに、錆びついていた「好き」のセンサーが少しずつ動き始めます。
あのイベントでヒーラーさんと出会った日、私の心はまだ真っ白なままでした。
外側からは元気に見えても、内側はすっかりエネルギー切れを起こしていたのだと思います。
でも、その日を境に、「子どものための人生」から「自分のための人生」へと、少しずつ動き始めることになります。
次回は、この真っ白になってしまった私が、どのようにしてレイキやアロマといった癒やしの世界へと本格的に繋がり、自分を取り戻していったのかを、お話出来たらと思います。
今、家が静かで寂しくてたまらないあなたへ。
自分の心がわからなくなるくらい、あなたは誰かを全力で愛し、頑張ってきた証拠です。
だから、そんな自分をたくさん褒めて、まずは今日、自分をいちばん大切に甘やかしてあげてくださいね。
こころに、ひとやすみ。を取りながら、のんびりと過ごしやしょ☕️


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